
荒川弘の少年サンデー連載「銀の匙 Silver Spoon」第115回です。
アキを大学に行かせる為に勉強を教える傍ら自ら会社を立ち上げる事になった大蝦夷農業高等学校・酪農科学科3年生にして馬術部・副部長の八軒勇吾。
エゾノー祭で石窯使用を売りにする商品の多さに気が付いた八軒だったが、何と大川はのちに(株)GINSAJIの貴重な収入源となるという大川式移動石窯を作っていたのだという。
そんな最後のエゾノー祭も無事終わり、御影豚も出荷した八軒たち。
そんな彼らにとって運命の日となる11月30日をいよいよ迎える事になった八軒たちだったのだが…!?
相川と共に畜大推薦入試会場にやって来たアキ。
その相川とも別れ自分の試験室に向かったアキだったが、そこで待っていたのは馬術のインターハイで知っている日高農業の清畠だった。
知っている顔を見てホッとしたという清畠。
アキとは大会ぐらいでしか面識は無いはずですが、こういう場所で見知った顔を見るというのはまた違うはずです。
受かったら互いに馬術部に入ると聞き、夢が広がるアキたち。
実力は知っているだけにこれで合格したいという気持ちが強くなったのは間違いありません。
そんな中、社会人で受験をするという女性に声をかけられた2人だが、地元の農業に貢献するため今になって大学に入り直す事にしたらしい。
その女性がドイツから戻ってきたと聞き動揺するアキたち。
すでにスペシャリストな雰囲気の女性ですが、もし入学すればアキも彼女とお近づきになるかも知れません。
試験が終わったら八軒たちのばんえい競馬に行く事を考える清畠。
そんなアキにとって勝負の小論文試験で待っていたのはチーズに関する問題だった?
『たすけて吉野――っっ!!』
早くもピンチに陥ってしまったアキ。
そんなアキですけど、吉野と付き合っていて無駄にチーズの話を聞かされてはいないのかな?
もしかすると吉野が言っていた事を思い出して、それがちょっとした助けになる可能性はあるかも知れませんね。
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