
吉河美希の少年マガジン連載「山田くんと7人の魔女」第191回です。
紺野つばさ・萌黄ことり・筑紫愛子・清集院桃子・菊池アカネ・姫川そらたち魔女の能力をコピーする力を持ち、私立朱雀高校に通う超常現象研究部3年生の山田竜。
1ヶ月前、まだ中学生だった鈴原光は成績も悪く、双子の蛍と違う道に進む事を決意していた。
だが、卒業式の日蛍が事故に遭ってしまい、長期入院を余儀なくされてしまう。
そんな蛍の為に自分が代わりに朱雀高校に通い、友達を作ってあげる事にした光だったのだが…!?
クラスの男子に目を付けられリンチを受けた鈴原。
顔のアザをクラスの女子に心配された鈴原だが、本当の事を言う訳にはいかず、転んだ事にする事に。
ドジっ子を演じる形になり、女子の人気を得た鈴原。
そんな様子が面白くないのか再び呼び出された鈴原だが、今度は目立たないお腹を攻撃される事になってしまいました。
蛍の立場を何よりも考え、暴力を完全に封印してしまった鈴原。
と言うより、今のままだったら元に戻っても蛍に待っているのはいじめられっ子の生活なのでは?
光にしても中途半端に自由になる訳で、それでは高校中退と何も変わりません。
顔に傷を作ってお見舞いに来る光の姿に落ち込み、高校を諦めようとする蛍。
元々半年も休学では入学は認められず、母にもバレたらヤバイと心配されているらしい。
それでも友達を作る約束のために頑張ろうとする光。
「こんな時くらいしかオレは蛍の役に立てねぇからな…!」
蛍の気持ちそっちのけで役目を果たそうとする光ですけど、そもそもその肝心の友達を作ろうとしていないんじゃないのかな?
男子に目を付けられている今の状態では女子の友達しか出来ない気がしますけど、このままだと半年後ようやく学校に行ったら「光のやつ女の子とばっかり遊んでたのかよ」という結果になる気がします(笑)。
その友達も正確には蛍の友達ではないですし、光のやっている事はただの自己満足であって、最終的には蛍にも迷惑をかける事になる気がしますね。
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