
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第169回です。
良太がヴィンガルフに拉致されたのを確認したカズミたち。
これからどうするのか互いの意思を確認する一方、フリストが暴れている事を知り、これから大変な事態が起きる事を予感する。
一方、拘束を解かれた良太は父と共に宇宙人・ロキの前に連れ出される。
感動もつかの間、そのロキに良太を喰わせると衝撃の宣告をした良太の父だったのだが…!?
隔離された部屋でみんなの事を考える寧子。
楽しかった事を思い出す寧子だが、その楽しい思い出にはいつも良太がいた事にようやく気がついたらしい。
街が吹き飛んだ時の戦いで一度記憶を全て失った寧子ですけど、戻ってからの短い期間であっても良太は特別だったのか?
一方、ロキに喰わせると言われた良太だが、さすがに納得は出来ない様子。
一度冷静になり、一族が何をやろうとして来たのか説明を求めた良太。
「必要ない」
「喰われればわかる」
だが、返って来た答えは全く話にならないものだった?
これまで追い詰められても相手と話しながら情報を引き出し反撃の一手を生み出してきた良太ですが、いきなり最初でつまずいてしまいました。
「わかるか!!」
それで終わったら先が無い事を理解したのか食い下がってきた良太。
神殺しが目的なのに何故百年もかけてまた神を再生するのか説明を求めた良太だが、実はロキは神ではないのだという。
「神を殺して喰う 神の天敵だ」
神を滅ぼすためにロキを復活させたと言う良太の父。
彼がロキだというのは最近確信を持ったはずですけど、例の古文書「エッダ」によって知っていただけで、本当にロキなのかどうかまでは分からなかったのかも知れません。
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