
週刊少年マガジン連載「UQ HOLDER!」第97回です。
世界を救った英雄ネギ・スプリングフィールドの孫と呼ばれ、不死人一家“UQ(悠久)ホルダー”ナンバーズ・NO.7の称号を持つ近衛刀太。
アジトに戻って来た刀太だったが、いきなり雪姫に告白してしまう。
結婚まで口にする刀太を問答無用で追い払い、刀太たち4人をナンバーズから降格させ、しばらくの間「仙境館」で勤務させる事にした雪姫。
「…ばぁか 五百年遅いわ」
その一方、気になるセリフを吐く雪姫だったのだが…!?
仙境館の露天風呂に入る事にした夏凛・キリヱ・九郎丸の3人。
男だからと抵抗した九郎丸だが、最早キリヱは九郎丸を男だとは思っていない様子。
そもそも混浴だから問題はないんだとか。
学校に侵入した時も平気で男湯に入って来たキリヱですけど、要するに普段からアジトで慣れていたという事なのか?(笑)
何百年も生きていると些細な事は気にならなくなっているとも言えます。
刀太が雪姫にフラれたのならチャンスだと九郎丸をそそのかすキリヱ。
あの程度の男のどこがいいのかと話の腰を折る夏凛だが、キリヱはすでに刀太の戦闘力の方が上になっていると思っている?
夏凛の凄さは彼女も知っているはずですけど、それを差し引いても刀太の成長は著しいと感じているのかな?
そんな3人が騒いでいるところに入って来た雪姫。
早速、刀太の事を聞くキリヱですが、こっちも聞かれたからといって素直に答えるつもりはないらしい。
逆に自分はどうなのかと問われ、不自然なくらいに動揺したキリヱ。
時々それっぽい態度を見せる事もあったキリヱですけど、キッカケさえあれば素直に自分の気持ちを明かしてくるんじゃないのかな?
その一方で、プロポーズについて言及する雪姫だが、不死者同士は簡単には求婚しないらしい。
決断への猶予は永遠にあり、フラれるのを恐れて明日に延ばし、また次の日に延ばすので永遠に変わらないと言う雪姫。
「不死身のお前らもぼーっとしてると」
「急に現れた『人間の女の子』にいとみたやすくかっさらわれるかもしれんぞ」
わざわざ危機感を煽る様な言い方をする雪姫ですが、そうでも言わないとキリヱなんかは動かないと思ったのかも知れません。
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