
高橋留美子「境界のRINNE」第301回です。
いつもの様に命数管理局に呼び出されたりんねたち死神青年部の面々。
例によって尻拭いをやらされるりんねたちですけど、結局彼ら役人は指示するだけで活動は若手任せなのかな?
そんな今回の案件はショッピングモールに逃げたアライグマ霊を捕まえるのだという。
霊が通った後は生前の習性で洗ったようにピカピカになるのだが、店の看板の文字などがキレイに消されてしまうらしい。
色々苦情が出ている為、今回は特別に報奨金を五千円振り込むと言う架印。
俄然やる気を出すりんねたちですけど、結局みんな金額が低くてテンションが上がらなかったのか?
そんな若手たちですけど、見たところ来たのは10人足らずですし、呼ばれても来ない死神はかなり多い様な気がします。
もしかするとお金に困っている死神を選んで呼び出しているのかも知れませんが、だとしたら鳳が来たのはりんねと仕事をしたかっただけなのかも知れません。
そんなアライグマ霊にりんねたちが苦戦している一方、同じショッピングモールではれんげが清掃のアルバイトをしていた様子。
いきなり清掃を邪魔され、その霊を一撃で仕留めたれんげだったのだが…。
何と、それこそがターゲットのアライグマ霊だった!?
しかも架印まで現れ、仕留めたのが自分であるところも見せてしまったれんげ。
「お手柄だれんげ」
「さ、きみの死神ライセンスを」
何と、ライセンスの提示を要求されたれんげ。
報奨金五千円の振込みには死神ライセンスが必要なのだが、堕魔死神であるれんげは持っていなかったらしい。
仕方なく忘れてきた事にしてその場を乗り切ったれんげ。
後で必ず命数管理局に持ってくる様に言われたれんげですけど、こうやってライセンスで死神を管理しているのなられんげが持っていないというのはとっくにバレていてもいいんじゃないのかな?
かつて優秀だった彼女が実績ゼロという事になっている訳ですし、管理局がいい加減だと言われても仕方ない気がしますね。
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