週刊ヤングマガジン「×××ＨＯＬｉＣ・戻＜レイ＞」第４６回です。
侑子に代わって「対価を払いさえすればどんな願いでも叶えてくれる店」で店長を勤める四月一日君尋。
久しぶりに雨童女と会った四月一日だったが、何と八尾比丘尼の「紅い真珠」を譲って欲しいのだという。
絶対とはいえないが、座敷童が消えないためには必要だと言う雨童女。
八尾比丘尼はもう紅い真珠はつくれない事を理解しており、とてつもない対価になる事も覚悟してきた雨童女だったのだが…！？
他人の命を左右しかねない依頼に苦悩する四月一日。
遅い時間にやって来た百目鬼に相談する四月一日だったが、対価がとてつもなく重くなる事から渡していいのか迷っているのだという。
座敷童が消えない為に必要だと言われ、それは理解した四月一日。
だが、自分が座敷童に直接会えばもっと別の方法を探せるかもしれないと考えており、その可能性があるのにあんなに重いものを渡してしまったら今度は雨童女の命まで危なくなると感じていたらしい。
無理に座敷童に会う事は今の自分になら出来るという四月一日。
「でも会いたくない側の気持ちはどうなる」
「消えるかもしれないけどそれでも会いたくない」
「それだけ強い願いを無下に扱っていいのか」
何と、渡す事だけでなく会う事についても迷っていた四月一日。
なかなか煮え切らない四月一日ですけど、渡して後は雨童女に任せるというのは命がかかるだけに無責任ですし、もう少し詳しい事情を聞くなど、こちらからも何か条件を付けた方がいい気がしますね。
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