
週刊少年ジャンプ「ONE PIECE」第800回です。
すぐにでも逃げなければならない状況で藤虎相手に戦闘を開始したルフィ。
海賊王になる為にももう逃げないと言うルフィだったが、そんなルフィをハイルディンが回収し、そのまま船のところに連れて行ってしまう。
そんなルフィたちを助けようとする国民たちの様子に、ルフィに興味を持った藤虎。
そんな中、総数5千600人もいるというバルトロメオたち7つのグループは麦わら一味の傘下に入る事を宣言するのだが…!?
親分子分の盃を交わし、すぐにも大船団誕生かと思われたルフィたち。
だが、肝心のルフィは酒を飲むつもりはないのだという。
飲んでしまったら大船団の大船長になる事は理解していたルフィ。
だが、ルフィにとってはそれは「窮屈」でしかなかったらしい。
「だからよ!!おれは“海賊王”になるんだよ!!!」
「偉くなりてェわけじゃねェ!!!」
何やら相反する事を言い出したルフィ。
これには一同の頭に「?」が浮かび、同盟を結ぶローにも理解出来なかった様子。
その一方で、全く動じていないゾロやウソップたちですけど、さすがに仲間たちはルフィがどういう人物なのか分かっている感じがします。
大事な盃のはずなのにゾロは勝手に飲もうとしますし、ルフィにこんな儀式は意味が無いと思っているのは間違いありません。
そんな疑問溢れる連中に自分たちが危ないと思ったときは大声で呼ぶから助けて欲しいと言うルフィ。
逆にお前たちが困ってたら呼んでくれれば必ず助けに行くのだという。
「親分や大海賊じゃなくてもいいだろ?」
あまりにも自由な姿勢に感動の涙を浮かべるバルトロメオ。
その自由さに感銘を受けて「親」の盃を飲まなくても構わないと言い出すハイルディンですけど、これでOKならルフィが気に入らないと思っていても傘下に入ってしまうケースも出てきそうな気がします。
今後麦わらの名が高まれば傘下に加わりたいと思う者たちが増えてくるはずですし、もしかするとかつて魚人島を滅ぼすと予言が出た件にしてもそんな“自称”麦わら傘下を謳う一味による暴挙なのかも知れません。
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