
ゲッサンにて連載中の島本和彦「アオイホノオ」通算87回目です。
「DAICON3」の成功から自らを「ダイコンフィルム」と名乗り、第4回大阪SF大会「DAICON4」に向けて歩み出していた庵野たち。
東京のアニメ会社から声をかけられた庵野たちだったが、本当にチャンスなのか確かめる為に山賀が一人で行くのだという。
そんな駆け引きがある一方、焔は週刊少年サンデー1982年1・2合併号を買い、自分の名前を確認する。
その扱われ方にショックを受ける一方、謎の人物・斉藤次郎の高評価に喜ぶ焔だったのだが…!?
東京都品川区の友人の下宿にやって来た山賀。
一方的に荷物を送りつけて来た山賀に文句を言う友人だが、そのせいで寝る場所すら無くなっているのだという。
なんとも迷惑極まりない山賀。
しかし、これで大阪の下宿代がまるまる浮く事になる為、しばらく迷惑をかけるつもりでいるらしい。
そこから新大久保のアニメスタジオ・アートランドに出向いた山賀。
アートランド創業者である石黒昇氏と会った山賀だが、大阪から来たと聞き、最初は庵野だと思われたらしい。
庵野でも赤井でもないと知り、表情が変わる石黒氏。
「庵野と赤井を動かした山賀」だと名乗った山賀ですが、初対面でそんな事を言うヤツって普通に胡散臭いんじゃない?(笑)
庵野も赤井も来ないし、このまま働くつもりで来たという山賀。
思わぬ来訪者に困惑する石黒氏ですけど、前回の岡田さんといい、みんなに嫌われてる様に見えます(笑)。
絵も描けないし、車も運転出来ないという山賀。
「何も出来ません!!」
開き直ったかの様に無能さをアピールする山賀ですけど、そんな山賀を追い返す事は出来なかったのかな?
前途有能な新人をゲットするはずが無能な厄介者を押し付けられた様なものですし、「悪いけどよそをあたって」でも良かったはずです。
それが出来なかったのは人の良さなのか、それとも庵野たちとの関係を切りたくなかったからなのか?
それはともかく、この石黒氏の判断が無ければ今日の山賀は無かったのかも知れませんね。
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