週刊少年ジャンプ「ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ」第７９９回です。
海兵たちの武器という武器を奪い、ルフィたちが逃げる手助けをするトンタッタの戦士たち。
一方、センゴクと会っていたローは大恩人コラソンの最期を説明する。
コラソンのためにもローに自由に生きる様に言うセンゴク。
そんな中、一味と合流したルフィは藤虎と決着をつけるべく戦闘を開始するのだが…！？
すぐにでも逃げなければならない状況で戦闘を開始したルフィ。
海賊王になる為にももう逃げないと言うルフィだが、その闘い方は普通の戦闘とは異なる様子。
何と、「殴るぞ」「蹴るぞ」と今から自分が何を仕掛けるのかいちいち口にするルフィ。
さすがの藤虎も自分が盲目である為に憐れみをかけられている事に気付いたらしい。
海軍大将である自分への同情に怒りを覚える藤虎。
だが、ルフィは目が見えない者を無言でぶっ飛ばす事は出来ないのだという。
「おれおっさん嫌いじゃねェからな！！！」
戦いながら正直な気持ちを口にするルフィ。
そんなルフィに思わず吹き出す藤虎だが、互いに「立場」があって戦っているのであり、正直に同情や好き嫌いを口にするのは彼としても受け入れる事は出来ないらしい。
「バカじゃねェですか…！？…！！！こっちも我慢して立場貫いてんでさァ！！！」
何やらこちらも無理して闘っていたらしい藤虎。
あるいは立場が無ければ一緒に宴に参加して来る可能性もあったのか？
パンクハザードでスモーカーと共闘し海兵たちと仲良くなってしまったルフィたちですが、こうやって各地で戦い続けていくうちに海軍内に隠れた理解者を増やしていく事になるのかも知れません。
ルフィが飛ばされたタイミングでキャッチし無理矢理戦場から遠ざけたハイルディン。
結局少し騒いだだけで決着を付けられなかったルフィですが、次に会った時に同じ様に同情を交えて闘うのか、それとも自分の立場を理解して無情の拳を振り上げる事になるのかは気になるところです。
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