

すでに告知されていましたが、月イチの掲載でありながら何と「ハヤテのごとく!」との同一週刊誌2作連載という形になるそうです。
少し前の漫画「バクマン」でジャンプで2本連載するという話はありましたが、現実にそれをやるのは非常に珍しい気がします。
月イチという事で実際には週刊連載2本というより同時に月刊連載をしている様なものですが、同じ作家の作品が2つ掲載されるというのは色々考えさせられるものがあります。
そんな畑先生の新連載ですが、結局のところ「ハヤテのごとく!」をすぐに終わらせる訳にはいかない為にこういう措置になった様な気がするんですよね。
少し前に「ケンイチ」が終わってすぐにスタートした「トキワ」の例がありますが、元々作中の時間の流れがゆっくりの「ハヤテ」の話が急に進むのは違和感がありますし、それで終わってもいい結果にならない気がします。
一方で、連載2本というのは昔に比べると随分減った気もします。
80年代のサンデーの二枚看板だった「うる星やつら」「タッチ」の作者は隔週連載でそれぞれ「めぞん一刻」「みゆき」を同時に連載しており、それぞれスピリッツ・少年ビックコミックの看板だった事を考えると勢いのある作家が複数連載でも結果を出せるのは明白です。
そういう意味ではあまり大騒ぎするニュースではないのかも知れませんが、同じ雑誌で比較される事になる訳ですし、普通の複数連載とは違ったやりにくさがある様な気がします。
そんな状況で果たして「ハヤテ」に匹敵する、もしくは超える作品となるのか?
サンデーの今後を占う、そんな期待の第一話を少し紹介したいと思います。
尚、今週の「ハヤテのごとく!」の記事はこちらです。
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