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Channel: いけさんフロムエル
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「アラタカンガタリ~革神語~」父親を息子が殺すのを見せる気かッ!ハルナワの罪とムナカタの罰!!

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w刑のひとつ1

渡瀬悠宇の少年誌連載作品「アラタカンガタリ~革神語~」第238回です。

最後の十二神鞘ムメイによってムナカタの腕を強引に移植されてしまった門脇。
人形が沢山置いてある部屋に案内された門脇だったが、それは死んだ人間をつないで作られたものだった。
その人形を通して現実の日本がパニック状態になっている事を知らされた門脇。
その一方、ハルナワもまたツギハギ人形であり、その頭がムナカタの死んだ息子である事を聞き衝撃を受ける門脇だったのだが…!?

人を人とも思わない神鞘ムメイのやり口に怒りで体が震える門脇。
そんなムメイだが、彼は十二神鞘の教育者で正式には「師鞘」と呼ぶべき存在なのだという。
何やら十二神鞘の中でも特別な存在だったらしいムメイ。
だとすると秘女王暗殺から始まった一連の事件は全て彼が仕組んだものだったのかも知れません。

息子を止めて欲しいと願うムナカタに対し、これは刑のひとつだと反論するムメイ。
実は生前彼が貴族一家殺害を行ったとき、凶器は他ならぬ劍神「縛囚」だったのだという。
栄えある神鞘級に選ばれたのに最初にやったのがそれであり、警察官である父親のムナカタには皮肉だったと言うムメイ。
だからムナカタにも罰を与えたのかと怒る門脇だが、ムメイに言わせると記憶を消し生き返らせての「更生方法」なんだとか。
「縛囚」はそもそも警察が操るべき劍神であり、その縄は相手を捕獲するためのものらしい。

何やら本来の使い方から大きく離れた事になっているらしい「縛囚」。
ならば、「人の生命を取り込んで自分の糧にする神意」も警察に必要な神意なのか?
何やら自分の都合のいい事しか言わないムメイですが、その真の目的は素顔を見せる時まで口にしない気がします。
相変わらず意味有り気に顔を隠したままのムメイですが、こういうのは通常知っている顔が出てくるパターンですし、ここは9歳で成長が止まった秘女王キクリの隠された血縁者(双子の妹か弟?)で、名乗る事さえ許されないから「ムメイ」なんじゃないかと予想しておきます。

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