
週刊ヤングマガジン「×××HOLiC・戻<レイ>」第43回です。
侑子に代わって「対価を払いさえすればどんな願いでも叶えてくれる店」で店長を勤める四月一日君尋。
三味線を届けに来た八尾比丘尼だったが、そんな彼女の悩みは女郎蜘蛛が自分に何も言わなくても色々くれる事だった。
そんな話に自分を重ね、女郎蜘蛛にとっては八尾比丘尼が存在してくれる事が一番だと伝えた四月一日。
懐かしそうに、そして寂しそうに答えた四月一日に全てを理解し、対価を準備する八尾比丘尼だったのだが…!?
四月一日に渡す対価を目の前で創り出した八尾比丘尼。
だがそれはかつて前シリーズ第200話でも見せた「紅い真珠」だった。
実は女郎蜘蛛に渡したのだが、返されたのだという。
「貴方からのものだから貴方が好きにすればいい、と」
「だから 貴方に」
巡り巡って再び「紅い真珠」を手に入れる事になった四月一日。
だが、分からせた対価としては貰いすぎになるらしい。
ならば三味線を聴かせて欲しいと言う八尾比丘尼だが、女郎蜘蛛は弾いても唄ってはくれなかったのだという。
何と、四月一日に唄を要求してきた八尾比丘尼。
「私の為にうたってくれるならうれしいから」
そんな彼女のために「大した喉ではない」と言いながら唄を披露する四月一日ですが、実際どんな感じだったのかは計りかねます。
すでに人外な存在と化している四月一日だけに何かそれを思わせる唄を聴かせる事になったのかも知れません。
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