
今週はセンターカラーで登場しました。
コミックス第14巻が発売された「極黒のブリュンヒルデ」。
何気に作者にとって最長の連載になった訳ですけど、果たしてこれからどれくらい続くのでしょうか?
今の世界の末期的な雰囲気からするともうそんなに長くない気もするんですよね。
その一方で、新たなヴァルキュリアや小野寺新所長、また作られたというグラーネとも出会っていませんし、それを考えると物語はまだまだこれからな気もします。
この先何が待っているのか分かりませんが、クライマックスに向けて驚きの展開に期待したいところです。
さて、テレビを通してその圧倒的な力を示したヴィンガルフ。
派手にマキナを使って来た事を理解する黒服だったが、ヴィンガルフが滅ぼそうとしているのは宇宙人などではなく、正真正銘の神様なのだという。
一方、修学旅行で楽しい時間を過ごしていた良太たちだったが、突然佳奈の予知が発動する。
何の前触れもなくマキナが現れ、衝撃を受ける良太たちだったのだが…!?

「マキナが来る…!!」
どんな予知が見えたのか、マキナが来る事を理解した佳奈。
慌ててホテルの外を確認する佳奈だが、すでに暗くなっており目で確認する事は出来ないらしい。
仕方なく全裸姉を部屋に置いて現場に行く事にした佳奈。
「私は仲間を見捨てることは出来ない」
マキナ相手に何か出来るとも思えない佳奈だが、それでも行かない訳にはいかなかったらしい。
そんな佳奈に何かを感じた全裸姉ですけど、あるいはこっそり付いて行ったりするのかな?
研究所の事などちゃんと聞かされているとは思えませんが、妹が危ない「何か」と関わっているのは感じるでしょうし、丸っきりスルーするとも思えません。
一方、マキナに大統領殺しの件を尋ねた良太だが、彼に言わせると大統領はラッキーなんだとか。
今死んでおけば誰かに弔ってもらえるがラグナロクが起これば人類全部が滅ぶ為誰にも悲しんでもらえないのだという。
「だから本当は今ぼくに殺される人は感謝すべきなんだ」
勝手な理屈で大統領は幸せだったと語るマキナ。
人類が滅ぶ事を大前提にして話すマキナですが、ラグナロクの計画が狂ってしまったらどうするつもりなのかな?
寧子の手をつかみ、彼女はラグナロクから救うと言うマキナ。
どうやら選ばれた者はラグナロク後の世界でも助かる様ですが、黒服は最初から死を受け入れている様でしたし、この様子からするとアダムとイヴ的な意味合いでしかないのかも知れません。
と同時に、長生きなど出来ない寧子に目を付けた事が気になるのですが…あるいはマキナだったら鎮死剤の鎖からも解き放つ事が出来るのでしょうか?
続きを読む