
平野耕太のアワーズ連載「ドリフターズ」第53回です。
一時的に正気を取り戻し、死を厭わない豊久に助言をしたハンニバル。
一方、グ=ビンネンとの和平交渉の席に着く事になったサン・ジェルミ伯だったが、やって来たのはまさかのバンゼルマシン・シャイロック8世だった。
相手の出方を見極め、要求賠償一切無しの白紙和平及び当面の食料物資諸々とお金を要求するサン・ジェルミ伯。
その見返りに「銃」をグ=ビンネンに特別に卸す約束をし、見事商談を成立させたサン・ジェルミだったのだが…!?
「で サンジェルミ あそこからのぞいているのは何だ」
こっそり様子を伺っていた信長と与一に気がつくシャイロック。
彼らは「漂流者」で他にもいる事を伝えたサン・ジェルミだが、シャイロックはそんなオルテはずるいのだという。
漂流者が続々と流れ着いており、何かの意思を感じるというシャイロック。
「それはつまりだ 俺らが負けたら終わりって事よ この世のな」
そんなシャイロックの話を自分たちに都合がいいものにしてしまった信長。
上げ膳据え膳で自分たちを助ける様に命令する信長ですが、本当に意思を感じるならそうするのがベストという事になります。
そんな信長に援助とは別に一緒に商売しようと持ちかけるシャイロックだが、オルテにはエルフがいる事に目を付けたらしい。
グ=ビンネンの金持ちの中にはエルフ好きが多いと言うシャイロック。
そんな話にエルフを売る話なのかと表情が変わる信長と与一だったのだが…。
「エルフ娘たちがかわいい制服で劇場開いて歌って踊って 入れあげた若者たちが関連商品をバンバン買うという」
「エルフ握手会とか超もうかりそう」
って、また随分近代的な発想だな(笑)。
そんな総選挙でもしそうな商売に信長はOKを出すもサン・ジェルミはNGらしい。
何やら信長の方が話が分かるところを見せた様ですけど、サン・ジェルミ好みの男子ユニットでも作れば割と簡単にOKが出そうな気がしますね(笑)。
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