
週刊少年ジャンプ「BLEACH」第632回です。
子供時代、その才能を開花させていた滅却師のバズビー。
力の無いハッシュヴァルトを自分の子分にしたバズビーだったが、その半年後、一族が住んでいた小さな城がユーハバッハによって焼け落されてしまう。
ハッシュヴァルトと共にそんなユーハバッハを殺す決意をするバズビー。
その一方、当のユーハバッハは尸魂界侵攻のため星十字騎士団の結成を指示するのだが…!?
それから5年もの間、森の奥深くに身を潜めながら昼も夜も無くただひたすらに自分達の力を磨き続けたというバズビーたち。
相変わらず天才だったというバズビーだが、対してユーゴーには滅却師の才能は無かったのだという。
5年経っても霊子を集める事も出来なければ、相変わらず弓の一つも作れないままだったというハッシュヴァルト。
バズビーによれば昔は何十年に一人そういう滅却師が生まれており、そういう者は不全の者として幼いうちに間引かれていたのだが、ただそういう滅却師はもう何百年と生まれておらず、今となっては古い言い伝えのようなものだと思われていたらしい。
そんな彼と組んでもユーハバッハを殺すのに何のメリットにもならないと感じつつも、必死に剣と弓に打ち込むユーゴーを見捨てる事が出来なかったというバズビー。
当人がそのことに気付いていたのかどうか気にかけるバズビーですけど、ユーゴー自身も実力差はずっと感じていたはずですし、バズビーが口にするほどユーハバッハ打倒をリアルに感じてはいなかったのかも知れません。
そんなある日、ユーハバッハの憲兵隊がやって来たのを目にしたバズビーたち。
ユーハバッハが尸魂界侵攻のための新たな戦闘部隊・星十字騎士団を設立した事を宣言した憲兵隊だが、ユーハバッハはこのまま尸魂界を放置するといずれ自分達の脅威になると考えているらしい。
そんなあるのかないのかよく分からない脅威に対抗して動き出したらしい滅却師たちですけど、この頃は藍染たちが暗躍していた(と思われる)時期ですし、それを考えると戦力を確保しようと考えるのも当然といえば当然かな?
結局、藍染が倒されてから動き出した訳ですが、もしかするとそこまで見越した上での部隊設立だったのかも知れません。
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