
週刊ヤングジャンプ連載「ボクガール」第64回です。
夏祭りでトラブルに遭い、夢子と2人手をつないで逃げ出した瑞樹。
そんな瑞樹に改めて誰が好きなのか聞く夢子だったが、何と夢子以外の人物が頭に浮かび何も言えなくなってしまう。
そんな中、後ろから押され、瑞樹の胸の中に飛び込んでしまった夢子。
何と、瑞樹とキスしてしまい、偶然その現場を見てしまった猛だったのだが…!?
「ゴメ…なさい…」
「わ私…えっと」
まさかのキスに動揺を隠し切れない夢子。
猛とロキの姿を見つけ慌てて手を振る夢子ですけど、キスシーンを2人に見られたとは思わなかったのか?
対する瑞樹は心臓の音が大きくなり、頭がフワフワしてその後の事が記憶からスッポリ抜けてしまったのだという。
何やらかなり衝撃的な体験だったらしい瑞樹。
夢子たちは先に帰ってしまったのだが、結局彼女がどう思ったのかは分からず終いになってしまったらしい。
そんな悶々とした日々を送る一方で夏祭りから猛と距離が空いていた瑞樹。
夏の間遊ぼうと言っても用事があるとか忙しいとか言って断られ、会いに行ってもあまり家にいないのだという。
「おかげで僕は昆虫採集が凄くはかどったよ!!」
何やら高校生というよりも小学生の様な夏を過ごしていた瑞樹。
地元の友達に会ってもプールすら行けず、かといって自ら正体をバラす気にもなれなかったらしい。
「別にちょっとくらい」
「遊んでくれたっていいじゃないか…」
猛と会えない事に寂しさを感じる瑞樹。
『あの時 ホントは伝えたかったのに』
『何でだろう 今は何かもっと違う気持ちが…』
何やら夢子が好きだった気持ちが揺らぐ瑞樹だったのだが…!?
いよいよ自分の気持ちが騙せなくなって来たらしい瑞樹。
このままだと本格的に女の子として生きる道を選びそうな気がします。
その一方で、女の瑞樹に何かを感じ始めた夢子ですけど、最終的に瑞樹が男でも女でも構わないという結論にでも至ってしまうのかな?
ロキがどう考えているのかは分かりませんが、もしその正体を夢子が知ってしまったら自分を男にして欲しいとか言い出しそうな気さえしますね(笑)。
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