
岡本倫の週刊ヤングジャンプ連載「極黒のブリュンヒルデ」第143回です。
クラスメイトの事故死を佳奈が予知し、寧子と初菜によって救出されたのを目撃した良太とカズミ。
自分の無力感を味わったカズミはバイト代を使ってインターフェイスを無線LAN仕様に改造する。
その力を使って飼い犬がいなくなって泣いていた子供の力になってあげたカズミ。
そんな彼女の魔法を「素敵な魔法」だと賞賛する良太だったのだが…!?
柏木リサが交通事故になり、奇跡的に軽い火傷で済んだ事を先生から聞く事になった良太たち。
お見舞いにも行ける様になったと伝えた先生ですけど、やはり初菜が治したのは勝手に忍び込んでのものだった様子。
恐らくは絶対安静状態だったはずですけど、その際に誰かに見つかったりとかはしなかったのかな?
病院側としてもセキュリティに問題がある様な気がします。
そんな良太たちだが、いよいよ修学旅行に行く事になったらしい。
実はカズミたちは夏休み中に死ぬ予定だったため、全く考えていなかったのだという。
その行き先が石垣島だと知り、色めき立つ3人の魔女ですけど、やはり行き先にしても今の今まで知らなかったのかな?
その石垣島の旅行には柏木リサも間に合うとの事ですが、もし事故の際に寧子たちの姿を見ていたとすればこの旅行で確認しようと接触してくるかも知れません。
いきなり降って沸いたかの様なバカンス話に興奮するカズミと初菜。
一方で、海の写真に涙を浮かべる寧子だが、事情を良く知るからなのか良太は冷静な様子。
本来なら記憶を取り戻すキッカケになってもいいところですけど、さすがの良太も可能性は薄いと思っているのかな?
「問題は…積立金だ…」
「一括で8万円…」
そんな喜ぶ3人に冷や水を浴びせる様な事を言う良太。
良太たちは積立金を払っているが、転校生である3人は行くつもりなら来週までに一括払いしないといけないらしい。
「おっぱいひと揉み千円でいけるんちゃうか?」
そんな中、究極案を提案するカズミ。
と、同時に良太の顔を蹴り飛ばすカズミだが、彼が何を考えたのか見抜いていたらしい。
何かあまりにも理不尽な扱いをされる良太ですけど、仮にも彼氏・彼女になったというんならこのあたりは軽く流してもいいんじゃないのかな?
「寧子のおっぱい村上だったら千円払うんじゃない?」
初菜に言われて顔が赤くなる寧子。
慌てて話を逸らそうとするカズミですけど、この話を引っ張ると寧子が自分の本心に気がついて、寝た子を起こす事になるとでも思ったのかも知れませんね(笑)。
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