高橋留美子「境界のＲＩＮＮＥ」第２６０回です。
沫悟より死神一高の文化祭に誘われたりんね。
彼のクラスのアトラクション・お化け屋敷「冥界の約束」に誘われたりんねは桜と共に参加する。
だがそれはりんねと桜の関係を壊そうとする沫悟の罠だった？
独自のオルフェウスルールにより十文字とれんげがリタイヤする中、破滅に向かって前進するりんねと桜だったのだが…！？
クリアしたカップルは必ず別れるという「冥界の約束」。
だがそれは結局呪いから来るものではなかったのか？
自分がピンチになってもクリア目指して先に進む彼氏に怒る彼女。
どうやら女の子に冷たいこのルール自体に問題がある様なのだが…。
これって、普通に考えれば参加しようとするカップルって絶望的にいないんじゃないの？
振り向いて愛があるところを見せたら失格で、振り向かなければ愛を失うというのではいいところが何もありません。
「冥界の約束」は死神一高伝統のお化け屋敷だそうですけど、何だか典型的な「みんなに嫌われる伝統」になっている気がします（笑）。
そんな伝統に加え、ヤキソバ券という目標を得たりんね。
果たして、りんねにとって桜は食料以下なのか？
貧乏生活を抜け出せない限りこの意識はなかなか変えられないと思いますけど、結局父親が変わらない限りいつまでも今のままな気がします。
そのカギは未登場の母親が握っていると思っていますけど、鯖人は母は死んだと言ってましたし、それを考えると登場するにしても最終回の頃まで期待出来ないのかも知れません。
となれば、りんねが貧乏から抜け出す事は最終回近くになるまで考えても仕方がない事なのかもしれませんね。
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